
今帰仁村諸志の「今帰仁そば」はのどかな風景が広がる集落の中、フクギに囲まれた
古民家の沖縄そば屋さんです。年季は入っていますがとても風情を感じる佇まいの建物と
自家製麺にアグーとかつおを使ったこだわり沖縄そばを楽しむことができます。


建物自体はとても年季が入っているように見えますが、白い屋根瓦やところどころに置か
れたオブジェなどがとてもいい雰囲気を醸し出しています。
◆「今帰仁そば」のメニュー

なんこつソーキ、三枚肉、その2つのミックスと3種類の沖縄そばがあり、単品の沖縄そば
と、じゅーしーとデザートがついたセットがあります。その他黒糖ぜんざいも用意して
います。なんでも自家製麺を使い、あぐーとかつおのスープで仕上げたこだわりの沖縄
そばなのだそうです。
◆「今帰仁そば」のお店の風景



お店の建物は年季を感じさせますが、店内は落ち着いた雰囲気でとても居心地の良い空間
になっています。もともと古い民家だったということもあるかもしれませんが、玄関
らしい玄関はなく、縁側に置かれた下駄箱に靴を置いてお邪魔するような感じです。
◇『今帰仁そば(ミックス)セット』(税抜 850円)

今回は、なんこつソーキと三枚肉の入ったミックスで、じゅーしーとデザートがついた
セットをお願いしました。しばらくして運ばれてきた今帰仁そばにはじゅーしーと
デザートの黒糖プリンが添えられています。


あぐーとかつおでとったダシは透き通った感じで透明感があります。麺の方はやや縮れ
の入った中細の手打ち麺で、もちもちした食感がありとてもおいしいです。
トッピングの方はしょうゆベースで甘辛く煮込まれたなんこつソーキと塩ベースで
あっさりした感じの三枚肉、そしてかまぼこがのせられています。
スープの方はあっさりした上品な味わいで手打ち麺との相性もとてもよくおいしいです。
じゅーしーはひじきや椎茸、ニンジンなどが入れられています。そばのあっさりした
味わいに合うように控えめな味付けになっています。そしてデザートは黒糖プリンで、
今の季節ひんやり冷たいプリンはとてもおいしいですね。デザートまでとてもおいしく
いただきました。

今回はランチタイムにミックスそばの方をいただきましたが、こちらのお店はこの4月
から夜間の時間帯にも営業を始められているようで、お店の周りには明かりとなる
ろうそくなども置かれていました。夜の時間は昼とはまた違った表情を見せてくれる
と思います。次回訪問時は是非、夜そばの方をいただいてみたいですね。

今帰仁そば
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村諸志181番地
電話:0980-56-5782
営業時間:11:30~15:00=昼そば=
17:00~20:00=夜そば=
(※売り切れ次第終了)
定休日:火曜日・第4水曜日
フェースブック:
https:www.facebook.com/nakijinsoba
スポンサーサイト
- 2017/08/17(木) 23:00:00|
- 古民家食堂
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2

沖縄市久保田の「ヤソウカフェ YAMACHA」は沖縄市の住宅街に隠れるように佇む古民家
カフェです。沖縄市は都会なので都会らしい街並みが続きますが、その中で隠れるように
古民家のお店はあります。こだわりの食材を使い、手作り窯で焼くピザなどをいただく
ことができます。
◆「ヤソウカフェ YAMACHA」のメニュー


こちらのお店には手作りの石窯があり、その窯で焼いたピザやパンを使ったメニューを
用意しています。
素材にもこだわっているようでふーちばーなどの野草を使ったり、もちきびを使ったり
しています。今回はこの中から『野草のトマトソースピザ(サラダ付き)(900円)』と
『ミニスイーツセット(500円)』を注文しました。ドリンクはアイスティーでお願い
しています。
◆「ヤソウカフェ YAMACHA」のお店の様子

手作りの石窯はお店の外に置かれていました。ブロックを組み合わせた簡素な感じですが、
しっかりと薪がくべられていて、炎で真っ赤になっています。


お店の中は昔の民家のような感じで板の間と畳の間があります。古民家ではありますが、
インテリアなどいろいろ手を加えられていて古さを感じさせないようになっています。
店内はよく手入れされているようで、木のぬくもりを感じさせるとても過ごしやすい空間
になっています。また、子ども連れのお客さんに配慮して子どもが遊べる道具なども
たくさん置かれています。


また、店内に設けられた棚に雑貨やコップなどの小物類が飾られていて、購入することも
できるようです。
◇ ◇ ◇

まずはサラダが運ばれてきました。ハンダマやゴーヤなどの沖縄野菜がたくさん入れられ
ていて、たっぷりのごまドレッシングがかけられています。ちなみにお水が入れられて
いる器はアルミでしょうかとても軽い入れ物でひんやりした手触りになっています。

その後「野草のトマトソースピザ」が運ばれてきました。石窯で焼いたピザは程よく
焦げ目がついています。上にのせられている野草はペースト状に加工されていて、野草の
癖を感じさせないように配慮されています。トマトソースの素朴な味わいですが、とても
おいしいです。

ピザをいただいた後はアイスティーとデザートのチーズケーキです。

しっかり目の食感のチーズケーキの上には色鮮やかなレッドドラゴンフルーツのジャムが
かけられています。ドラゴンフルーツ自身が甘さ控えめのフルーツなのでジャムも甘さ
控えめになっています。チーズケーキも同じく甘さ控えめでバランスよくまとめられて
います。
今回は手作りの石窯で焼いた野草ピザをいただきましたが、体に優しい素材を使ったピザ
はおいしかったですね。
こちらのお店の手作り石窯は可動式になっているようで、出張調理を行ったり、子ども
たちに石窯体験をしてもらったりとあちらこちらで活躍しているようです。
また近くまで来たときは雰囲気のよい古民家カフェでまったりした時間を過ごしてみたい
ものですね。

ごちそうさまでした!!

ヤソウカフェ YAMACHA
住所:沖縄県沖縄市久保田1-21-12
電話:098-927-0554
営業時間:11:00~16:00
定休日:水・木曜
お店のブログ:
http://yamacha.ti-da.net/お気に入り度:
★★★★☆(4)
- 2014/09/21(日) 00:30:00|
- 古民家食堂
-
| トラックバック:1
-
| コメント:0

名護市饒平名の「古民家cafe 喜色」は屋我地島の集落内に位置するお店です。所在地は
名護市となっていますが羽地近くの離島で田園風景や島らしい集落の風景が広がるのどか
な場所です。築80年以上の古民家を改築したカフェで素材にもこだわったランチを
いただくことができます。
◆ 「古民家cafe 喜色」のお店の風景 ◆

きれいな赤瓦屋根を持つお店は築80年以上という古民家ですが、とても味のある佇まいに
なっています。屋根の上には赤い色鮮やかなシーサーがいます。



お店の前にも広い芝生の庭が広がり、ところどころにシーサーの焼き物が置かれていたり
と目を楽しませてくれます。



お店の中は古民家の良さを生かしつつとてもきれいにまとめられていて居心地のいい
空間になっています。
◆ 「古民家cafe 喜色」のメニュー(クリックで大きく表示) ◆




メニューは3種類あり、「喜色御膳(1,000円)」、「ゆし豆腐セット(650円)」、
「ゆし豆腐単品(250円)」になります。その他はケーキドリンクメニューが別メニュー
で用意されています。今回は別々の日に訪問していろいろいただいてみました。

こちらのお店で提供しているご飯は「さとうきびごはん」というものなのだそうですが、
さとうきびの絞りかす(バガス)を発酵させたものとお米を一緒に炊いたものなのだそう
で、県内でもまだ珍しいそうです。
◇ ◇ ◇
『ゆし豆腐セット(650円)』

セットメニューには前菜がついてきます。ダイコンとミミガーの和え物、
ニンジンシリシリ、フダンソウの白和えです。

その後運ばれてくるメインプレートはゆし豆腐汁と玉子焼きやかき揚げののったプレート
にさとうきびごはんです。セットメニューにはドリンクがつきますが、食後にアイスティ
をお願いしました。



こちらのお店のゆし豆腐は大豆を丸ごと使用しているようで、濃厚な味わいと食物繊維
たっぷりのゆし豆腐になっています。控えめな味付けのスープに豆腐の濃厚な味わいが
感じられておいしいです。
メインプレートはニンジンやタマネギなどの野菜のかき揚げ、パパイヤ炒め、玉子焼きに
佃煮、ヨーグルトが少しずつ盛りつけられています。ゆし豆腐に合わせてやさしい味付け
になっています。
さとうきびごはんというのは初めていただきましたが、食物繊維が豊富でお腹にやさしい
というご飯は、さとうきびという名前から想像するような甘さはありませんが、バガス
独特の香りが感じられてなかなかおいしいです。

食後に運ばれてきたアイスティーにはシークワーサーゼリーが添えられています。
さわやかなシークワーサーとアイスティーの相性もいいですね。
◇ ◇ ◇
『喜色御膳(1,000円)』

こちらにも前菜がつきます。この日はフダンソウの白和えとニンジンシリシリ、それから
地元産の海ぶどうです。海ぶどうは一般的なポン酢ではなくわさび醤油というのが
ちょっと新鮮でした。

その後運ばれてくるメインプレートは肉巻き豆腐、パパイヤチャンプル、野菜のかき揚げ、
玉子焼きにがんもどき、シークワーサーもずくなどなど、それぞれは少しずつですが結構
盛りだくさんの内容になっています。ごはんはさとうきびごはんで小さいゆし豆腐汁が
つきます。



野菜のかき揚げや玉子焼きはゆし豆腐セットのものと同じようで、控えめな味付けに
なっていますが、豆腐の肉巻きは甘辛い醤油の味付けになっていてごはんとよく合う
味付けでおいしいです。ゆし豆腐汁も変わらずおいしいです。
品数が結構あるのでそれぞれが少量でもボリュームがあります。

この時は食後にオレンジジュースをお願いしました。シークワーサーゼリーも添えられて
います。色合いがとてもいいですね。

お店の入り口横にはさとうきびごはんの素が置かれていました。大と小の2種類あり、
大(30包):2,080円、小(7包):820円でした。折角なので小を一つ購入しました。
ちなみにお米2合に対して1包を加えるそうなので、小で14合分になります。
今回は別々の日に訪問していろいろいただいてみましたが、古民家の落ち着きのある店内
でついつい時間を忘れてくつろいでしまいました。とても雰囲気のいいお店なので是非
また訪問してみたいですね。

ごちそうさまでした!!

古民家cafe 喜色-kiiro-
住所:沖縄県名護市饒平名19
電話:0980-52-8126
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜、第1・3火曜
お店のブログ:
http://kiiro2430.ti-da.net/
- 2014/03/14(金) 21:00:00|
- 古民家食堂
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

南風原町大名の古民家食堂(こみやしょくどう)へ行ってきました。
築130年の古民家を店舗として利用しているお店ですが、沖縄の古民家ではなく、新潟から古民家を移築して
いるところが変わっています。それと開店の11:00から30分間の11:30までを「情熱タイム」と呼んでいて、
この時間帯に訪問したお客さんには特定の定食をワンコインの500円で提供するサービスを行っています。
今回は是非とも「情熱タイム」の時間帯に訪問したいと思い、開店して少ししたくらいの時間帯に訪問して
います。

こちらが古民家食堂(情熱タイム)のメニューです。
8種類の定食が500円で提供されています。すた丼は人気のメニューだそうですが、今回は魚をいただいてみたい
と思ったので、この中から『魚・さかな定食(情熱タイムで500円)』を注文しました。
ご飯は普通の白米と十穀米が選べるのですが、十穀米でお願いしました。
それと折角なので『プチデザートセット(200円)』も追加で注文しています。
デザートには「プチケーキ」、ドリンクにはアイスティーをお願いしました。
この日のプチケーキはマンゴーシロップがかかったチーズケーキだそうです。

待っている間にお店の様子を写してみました。
「情熱タイム」は定食が安価で提供されているのでこれ目当てのお客さんが多数訪れていましたね。
店内は結構広く、席数も結構ありましたが思っていた以上にお客さんでうまっていました。
新潟から移築したという木造家屋は木材で骨組みを組み立てた構造になっていてとても趣がありますね。
内地で田舎に行ったときに見たことはありましたが、沖縄では珍しいかもしれませんね。
店内には昭和の古い歌謡曲が流れていてレトロな雰囲気を醸しだしています。

こちらがしばらくして運ばれてきた「魚・さかな定食」です。
焼き魚と油で素揚げした白身魚、十穀米、もずく酢、おみそ汁、サラダ、おしんこがつきます。
結構盛りだくさんの内容でこれで500円はお得感高いですね。


魚のほうは焼き魚も素揚げしたさかなもほくほくでやわらかくてとてもおいしいですね。
焼き魚はやはり大根おろしが良く合います。素揚げしたさかなはまわしかけたレモンのさわやかな酸味が
いいですね。もずく酢も三杯酢の程よい酸味がとてもおいしいです。どれもとてもおいしかったのであっと
いうまに完食してしまいました。

そしてこちらが食後に運ばれてきた「プチケーキ」と「アイスティー」です。
マンゴーシロップのかけ方がなんとなくいいですね。マンゴーシロップの甘み、やや甘さ控えめのチーズ
ケーキが程よく合っていておいしいです。デザートもおいしく完食となりました。
今回は「情熱タイム」を狙って訪問しましたが、やはりお得感は結構高かったですね。
8種類の選べるメニューは他にも気になるメニューがあるので、「情熱タイム」を狙って他のメニューも
試してみたいですね。次回訪問時は人気だという「すた丼」か「ゆし豆腐定食」をいただいてみたいですね。

ごちそうさまでした!!

古民家食堂
住所:沖縄県島尻郡南風原町大名260-1
電話:098-888-3918
営業時間:11:00~21:30
定休日:無休
- 2013/01/12(土) 21:30:00|
- 古民家食堂
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0