
国頭村鏡地の「ひまわり食堂」は国頭村のオクマビーチリゾートからすぐ近くに位置する
40年もの間営業されている老舗の沖縄食堂です。


お店の位置する場所の近くは美しい海が広がっていて、すぐ近くにオクマビーチや米軍
保養地があります。お店には地元の方だけでなく観光で来られている方たちも多数訪れる
ようで、オクマビーチから程近いということもあり、歩いて来られる観光客の方も
いらっしゃるようです。
◆「ひまわり食堂」のメニュー

沖縄そばやチャンプルーなど沖縄食堂らしいメニューをいろいろと用意していますが、
なんといってもこちらで人気なのが牛肉そばになります。沖縄そばのメニューは大小を
選べるようになっています。
◆「ひまわり食堂」のお店の様子


お店の中は沖縄の古い食堂らしい佇まいになっています。入り口手前からテーブル席に
なっていて、奥の右側が畳の間になっています。とても人気のあるお店なので、これだけ
のスペースがあってもお昼時には満席になるほどです。

お店の横にも一応、机は置かれているようです。中には店内が満席だったときにこちらで
食事をされるお客さんもいるようです。
◇『牛肉そば(大)』(700円)

今回は人気の「牛肉そば(大)」をお願いしました。しばらくして運ばれてきた牛肉そば
は、そばの上に牛肉と大量のもやしが炒められたものがのせられています。
たっぷりの牛肉を炒めたものがのせられてはいますが、しつこくなくとても食べやすく
仕上げられています。味付けも牛肉を炒めたタレとそばのスープが合わさり、バランスが
よい絶妙な味付けになっていてとてもおいしいですね。あっという間に完食です。
今回は名物の牛肉そばをいただきましたが、ソーキそばも人気なのだそうで、次回訪問時
はそちらをいただいてみたいと思います。

ひまわり食堂
住所:沖縄県国頭郡国頭村鏡地267
電話:0980-41-2175
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜日
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- 2017/09/23(土) 20:00:00|
- 沖縄食堂
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本部町具志堅の「田空食堂」は田空の駅ハーソー公園内に位置するお店です。田空の駅
ハーソー公園は「本部半島地区田園空間博物館整備事業」で整備した施設で、園内では
山羊や馬などが飼育されていたり、年間契約の貸農園の風景が広がっていたりと昔ながら
の農村風景と近代的な施設を融合した場所です。ちなみに「田空」は田園空間整備事業
を略しているのだそうです。


田空の駅ハーソー公園は国道505号線に面した場所に位置し、レストラン売店の他、広大
な面積の貸農園や貯水池がある一大施設です。施設内では複数箇所で山羊が飼育されて
いたりとのどかな風景を楽しむことができます。今回訪問する「田空食堂」は入り口
入ってすぐの建物の中にあります。

その建物にはレストランのほかお土産物などを販売する売店もあります。また、建物の
横には石窯も置かれていてバーベキューをすることもできるようです。
ちなみに「ハーソー」とはこの辺りを流れる川の流域を表す言葉なのだそうです。
敷地内のその他の風景は後ほど紹介したいと思います。
◆「田空食堂」のメニュー(クリックで大きく表示)

田空食堂のメニューは定番の沖縄そばをはじめ、ヤギを使った料理や沖縄家庭料理の豆腐
やフーチバを使ったメニューやみそ汁などを用意しています。人気はソーキそばをはじめ
沖縄そばが人気のようですが、その次にはヤギ汁が上位に入ってくるようです。

先ほどの画像ではちょっと見にくいかもしれませんので、メニューの箇所だけを集めて
みました。
なお、料理を注文された方にはもれなくサラダバーとドリンクバーがつくようです。
ちなみに注文はお店入り口の売店レジで注文と会計を先に済ませてから適当に席で待って
いると料理が運ばれてくるというシステムになっています。
◆「田空食堂」のお店の風景


建物内の食事スペースは田舎の食堂といった感じの佇まいで、気軽に入れる雰囲気を醸し
出しています。店内は結構広く、テーブル席のほかに畳の間もあります。

また、食事をされる方に限りサラダバーやドリンクバーを利用することができます。
お店の入り口付近にそのコーナーがあります。どれも地元の野菜を使ってアレンジした
ものばかりのようで、この日提供されていたものはポテトサラダにミニキュウリ、
島らっきょうのキムチ漬け、ツルムラサキ、ウンチェーバー、セリ、ベビーリーフでした。
ドリンクはジンジャーティー、ミントティー、レモングラスティー、ハママーチティー
でした。
◇「豆腐チャンプルー定食」(650円)

今回は定食の中から「豆腐チャンプルー定食(650円)」をお願いしました。定食が届く
までの間サラダバーのサラダとドリンクのハママーチティーをいただきます。
地元の野菜で作られたサラダはやはり沖縄らしくけっこう個性的です。島らっきょうの
お漬け物はお酒にとても合いそうですね。

しばらくすると「豆腐チャンプルー定食」が運ばれてきました。パパイヤ、ニンジンの
炒め物、ご飯が添えられています。


豆腐チャンプルーはメインは島豆腐ですが、その他にキャベツやニンジンタマネギニラ
などかなりたくさんの種類の野菜も入れられていて、大変盛りだくさんの内容になって
います。味付けもチャンプルー定番の味付けでシンプルではありますが、とてもよく
合っています。ドリンクバーのお味噌汁も合わせていただきとてもおいしくいただき
ました。
今回は定食の中から豆腐チャンプルー定食をいただきましたが、お店の人気メニューと
いうヤギ汁も気になります。一般的には好みが分かれるところではありますが、どんな
感じなのか一度いただいてみたいですね。
◆「田空の駅ハーソー公園」の風景


田空の駅ハーソー公園の広大な敷地には貸し農園だけでなく、ヤギ小屋や休憩スポット
などいろいろな景色を楽しむことができます。

施設内には小川が流れていますが、こちらの貯水池から水が引かれているようです。

また、施設内に複数箇所あるヤギ小屋の他に馬が飼育されている場所もあり、とても
のどかな風景が広がっています。施設内をいろいろ散策して、のんびりしてみるのも
いいかもしれませんね。

田空食堂・田空の駅ハーソー公園
住所:沖縄県国頭郡本部町具志堅1334
電話:0980-48-3835
田空食堂 営業時間:11:00~15:00
田空の駅ハーソー公園 営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日
ホームページ:
http://denkuu.okinawa
- 2017/08/06(日) 15:00:00|
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読谷村座喜味の「すっぽん館(やかた)」は国道58号線沿いに位置するお店です。ちょっと
変わった名前のお店で、お店の前には「すっぽん」ののぼりが立てられています。
今回はこちらのお店でいただけるすっぽん料理をいくつかいただいてみることにしました。


「すっぽん館」はオキハムの工場の横に立てられたレストランです。国道58号線沿いと
大変わかりやすい立地の上、ブタさんやウシさんの巨大なオブジェが置かれていている
ので大変目立つ施設です。建物内ではオキハムの工場で製造されたハムなどの加工品の
他、黒砂糖の販売なども行っています。


お店で販売されている黒砂糖は工場内で製造されていて、その様子は自由に見学するとが
できます。製造ラインは割とこぢんまりとしていますが、係の人がわかりやすく説明を
してくれます。そしてここで作られた黒砂糖はとなりの販売所で試食、購入することが
できます。その他にもオキハムの工場で製造された製品の数々を販売しています。
どうやらこの工場見学は観光ルートの一つに設定されているようで、大型バス
でたくさんの観光客の方が訪問されていました。
◆「すっぽん館」のメニュー

メニューはカラーの写真付きでとてもわかりやすくまとめられています。さすがに
すっぽんのメニューだけではなく、定番の沖縄そばや自社製品を使用したタコライス、
とんかつなどのメニューも用意しています。すっぽんを使ったメニューは鍋や汁物、そば
など4種類を用意しています。
今回は別々の日に訪問してこの中から2品いただいてみました。
◆「すっぽん館」の店内の様子


お店はかなり広々していて団体のお客さんが来られても対応できるほどの広さがあります。
お店の一角には水耕栽培の設備も置かれていて水菜やちりめんちしゃ、ヨモギを栽培して
いるようです。そして店内にはすっぽんに関する新聞記事の切り抜きが置かれていました
が、なんでもこちらの本社敷地内に2万5千匹のすっぽんを飼育しているようで、お店で
提供するほかレトルトのすっぽん汁などに加工して販売もしているようです。
◇『すっぽんメンチカツ(900円)』

まずはすっぽんを使ったというメンチカツをいただいてみました。
メインのメンチカツのそばにはサラダが添えられています。その他には軟骨ソーキや野菜
などの煮物、お味噌汁にごはんとお漬け物が添えられています。


メンチカツの方は外はカリカリのサクサクで中はふわっとじゅーしーになっていてとても
おいしいですね。ポン酢醤油につけていただきますが、なかなかよくマッチしています。
すっぽんが入っているということですが、すっぽんらしい感じはなく、言われなければ
普通のメンチカツのような感じです。
付け合わせの軟骨ソーキはオキハムの工場だけに自社製品を使っているのだと思います。
手作り感はあまりありませんが、程よい柔らかさと味付けがされていてなかなかおいしい
です。
◇『すっぽんそば(800円)』

また別の日に訪問して「すっぽんそば」をいただきました。横にはなぜかオキハムの
ウインナーが添えられています。

そばにはすっぽんだけでなく豚肉も含まれているように見えますが、コラーゲンや
アミノ酸などがたっぷりと含まれているというすっぽんは中味に似たような感じで、
ヤギほどではありませんがやや癖を感じます。
しかしこちらはすっぽんをいただいているという感じがしていいかもしれませんね。
スープの方はカツオベースのすっきりとした味わいのスープに縮れ麺がよくからんで
なかなかバランスがいいです。スープまで残らずとてもおいしくいただきました。
今回は別々の日に訪問してすっぽんメニューをいくつかいただいてみましたが、思った
より食べやすかったです。他にもまだいただいていないメニューがあるので、すっぽん
が食べたくなるかどうか分かりませんが、そのときはまた訪問してみたいと思います。

ごちそうさまでした!!

すっぽん館
住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2282-3
電話:098-968-4828
営業時間:11:00~17:30
定休日:無休
お店のHP:
http://okinawa-kokuto.co.jp/html/restaurant/index.html
- 2015/05/08(金) 00:00:00|
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恩納村瀬良垣の「タコライス Cafe きじむなぁ」は超人気B級グルメとして知られる
「オムタコ」がいただけるお店です。「きじむなぁ」は現在県内で2店舗を展開して
いますが、今回は本店である「ダイヤモンドビーチ店」に訪問しました。


お店は国道58号線沿い、瀬良垣のダイヤモンドビーチの近くにあり、すぐ目の前が海に
なっていて絶好のロケーションになります。ちなみにお店はダイビングショップである
「ベントスダイバーズ」の建物の2階になり、「ベントスダイバーズ」は「きじむなぁ」
と同じ経営母体のようです。
◆「タコライス Cafe きじむなぁ」のメニュー

メインは「タコライス」と「オムタコ」になります。トッピンは数種類用意されていて、
いろいろな組み合わせを楽しむことができるようになっています。
今回はこの中から『オムタコ(780円)』にトッピングの『沖縄野菜(150円)』、そして
ドリンクに『ルートビア(200円)』を注文しました。
◆「タコライス Cafe きじむなぁ」のお店の様子


お店の方が手作りで作り上げたという店内は海の家のような雰囲気になっています。
カウンターはサバニをイメージしたデザインで、全体的に手作り感が溢れています。

お店の入り口横にはガジュマルの木に住むといわれる「きじむなぁ」の人形が塀に
こしかけて海の方を眺めています。
◇ ◇ ◇

まずはじめにドリンクの「ルートビア」が運ばれてきて、その後しばらくして
「オムタコ」が運ばれてきました。


オムタコの上には場所柄か紅芋とゴーヤをスライスしたものを油で揚げたものが
トッピングされています。
タコライスの上にのせられた玉子は絶妙のとろとろ具合になっていて、タコライスの
方の味付けと上からのせられたふわトロ玉子の味付けがバランスよくこれはとても
おいしいですね。オムタコもルートビアも残らずとてもおいしくいただきました。
今回は沖縄野菜のトッピングをしてオムタコをいただきましたが、ふわトロ玉子の
オムタコは病みつきになる美味しさでした。いろいろなトッピングがあるので他の
トッピングも是非いただいてみたいものですね。

ごちそうさまでした!!

タコライス Cafe きじむなぁ ダイヤモンドビーチ店
住所:沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣475
電話:098-966-8389
営業時間、定休日
(2~6月)11:30~20:00、水曜
(7~9月)11:30~20:30、無休
(11,12月)11:30~14:30、水曜
お店のHP:
http://www.omutaco.com/お気に入り度:
★★★★☆(4)
- 2014/09/24(水) 00:00:00|
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国頭村奥間の「わぁ~家~」は国頭村の「ゆいゆい国頭」の敷地内に位置する食堂です。
この辺りはイノシシと豚をかけ合わせた「猪豚」の飼育が盛んで、こちらのお店では
その猪豚を使った数々の料理を提供しています。



お店が位置する「ゆいゆい国頭」は国頭村の情報発信基地として機能する道の駅です。
とても立派な建物で、地域の観光情報の発信や沖縄県産のお土産物などの販売を行って
います。この施設も15周年を迎えるようで、この週末は記念イベントも開催されている
ようです。


館内には地域の郷土品の展示スペースなどもあり、サバニや地域の人たちが使っていた
道具などが展示されています。
◆「わぁ~家~」のメニュー

猪豚を使ったメニューの数々が並びます。一部チキンを使ったメニューもありますが、
ほとんどが猪豚メニューで、レバーやホルモン、チラガーの炒め物まで本当にいろいろ
なメニューがあります。今回はこの中から『猪豚丼(卵付き)(750円)』を注文しました。
なお、注文はカウンターにて注文と会計を済ませて席で待っているとお店の人が料理を
運んできてくれるというシステムになっています。
◆「わぁ~家~」のお店の様子

お店の中は簡素で開放的なパーラーのような造りになっていますが、雰囲気良くまとめ
られています。なんでもこのお店のオーナーの方は昭和56年から国頭村で猪豚の飼育を
されているようで、現在国頭村の特産品となっている猪豚の生産を最初に始められたのが
こちらのオーナーの方なのだそうです。
そこで育てられている猪豚を「国頭美紅(ちゅらべに)」と呼んでいるそうで、お店では
料理として猪豚を提供する以外にしゃぶしゃぶや焼き肉用のお肉、スモークハムや
スモークチラガーなども販売しているようです。
◇ ◇ ◇

しばらくして運ばれてきた「猪豚丼」にはお吸い物とお漬け物が添えられています。

豚肉よりもあっさりした肉質という猪豚肉は癖がなくてとても食べやすくなっています。
タマネギと一緒に煮込まれた甘辛い味付けと上にのせられた卵黄のマッタリした味わい
が合わさってとてもおいしいです。
今回いただいた「猪豚丼」は味付けもちょうど良くておいしかったですね。この他にも
ホルモンやチラガーなどを使った料理もあるので次回訪問時はそちらの方もいただいて
みたいです。

ごちそうさまでした!!

わぁ~家~
住所:沖縄県国頭郡国頭村奥間1605
電話:0980-41-3888
営業時間:11:00~18:30(L.O.)
定休日:火曜
- 2014/04/26(土) 21:00:00|
- 沖縄食堂
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